ミスフル22巻中心に雑多な思いつき

ミスフル22巻熟読してたよ。どんだけ考察というか妄想の余地のこしてくれてるんや信也先生…とりあえず私の大神さん関連考察はとめどなくあふれまくるよ。で、私がこの前書いた考察はちょっと違うんじゃないかとまた思い出したよね…

犬飼にノート渡した後、松井のキーホルダー回しながら大神さんのセリフを反芻する御柳のシーンもいろいろ解釈できるよね。回り道しまくって勘違いしまくって犬飼辰羅川と同じチームで野球するようになったのも意味あること。大神関連は特に、直接的に人の本心を描かない信也先生。

なので以前、ミスフル神の大神さんの唯一の誤算が3人に強い確執が生まれたことって書いたけど、むしろ大神さんの嬉しい誤算は猿野天国の存在だったんじゃないかねぇ。芭唐が天国に大神さんをダブらせるシーンでそう思ったんだけど。ミスフル神の大神さんから、新たな神の天国へ受け渡される物語。

芭唐にノート渡された後、嫌がらせにきまってるっていった後の犬飼の表情が素晴らしい。彼はホント本心をおもてに出さないよね。あまり目立つ行動したくないタイプなんだろうけど、ナチュラルに目立ってしまう彼が好きだ。

22巻だと黄泉九泉と口論になった時に1人だけ壁のすみっこから見てたとか。芭唐は恥ずかしいセリフいった後に自分でうわあああってなりそうだけど、犬飼はまったくもってそういうの気にしてなさそうというか。

大神さんはBE BLUESの龍ちゃん的な存在よね…龍ちゃんは生きてるけど。

とりあえず、ミスフルを俯瞰で眺めてどーいうお話なのかっていうのを自分の中で確定しておかないと上手く妄想が!!できない!!

信也先生はキャラを対でつくる。天国に対して冥。犬猿の仲。でもそれだけじゃなくて、冥が目指しているのが神で、その神にそっくりなのが天国。さらに天国と対になる存在として黄泉もあるという。天国と黄泉の違いもちゃんと納得しておきたいんだ…。じゃあ、冥と黄泉は意味としては同じだけど違いは?

ミスフル神の大神さん、とするとあらゆるミスフルキャラになんらかの関係があるのでは、という妄想がきっと楽しい。
白雪さんと大神さんの関係妄想もモチロン。

犬飼は間違いなく自己中である。がナルシストではない。むしろ自分自身の体や外見なんぞ気遣っていない。
他人に自分がどうみられているかに興味はない。
むしろ、人が大勢集まってるところを避ける傾向。
自分から決して口出ししない。はずなのに猿野に対してはどんどんつっかかるんだよね。
それも大神さんがいたからなのだろう。

目立つことを好ましくおもっていないようなそぶり。
しかし彼はナチュラルに目立つのだ。
たまにヘタレ扱いされるけど、ヘタレではないと思うの。別に他人からの評価を怖がっているわけじゃないから。
恥ずかしいセリフいっても芭唐は後からうわあああってなるけど犬飼は言ったことすら記憶にとどめてないレベル。
とにかく、自分のおもうがまま、マイペースに生きたいヤツなんじゃないかと。

気になるのは辰に対しての気持ちである。
常にわが道をいってもこいつだけはずっとついてくるだろうという安心感なのか。
それとも辰は自分にべったりのままでいいのか?と疑問に思っているのか。


で、人の輪の中でいると自分がその和を乱すのを分かってるから1人を好む。
しかしほんとに困ってるひととかいるとたすける。
…あれですね、ペケの山本晃司に似た匂いを感じるのよね…あそこまで優しくないけど絶対笑
おねぇちゃんどんな人なんだろ…尻に敷かれてるよね絶対…

感情表現が下手で不器用っぽいところもまた萌えます。
「とりあえず」という曖昧表現が口癖なところもまた、小心者っぽい面がみえたり。

大神さんみたいな球を投げる…もともと犬飼の最終目標ってなんだろう?やっぱり大神さんの球が全国に、世界に通用することを証明することなんだろうか?大神さんの無念を晴らす的な?いやいや、「大神さんみたいになりたい」という憧れが強いようなきもするんだよね、ここらへんはもうちょっと読まないと分からん気がする…ことにリアルに3年間つぎ込んで。

じゃあ、御柳への気持ちはどうなんだろ?そこには憎しみしかなかったんだろうか?
いくらなんでも、腕折ったのが御柳のせいじゃないことくらい、(当時はどうかわからなくても)後々は気付いていたんだろう。
でもどうしようもないくらい時間がたっていたわけで、わかっていたとしても戻れない関係、なのかもしれない。


大神さん関連でいくと。神の球を受け継ぐ→犬飼 犬飼に全てを託す→辰 御柳→天国に神を見る

県選抜が終わって御柳と和解して、はじめてこの3人の物語は動き始めたんじゃないか。
選手として成長しつつも、3人の時間はあの日からとまってたんじゃないか。

御柳が華武に行った経緯も気になるよね。中学の時野球してたの?華武に、特に屑桐さんに心酔してたけど、どのタイミングで?
ここらへんはきっと二次でいろいろ書いてる人多いよねーーおそらく…

そうなると、犬と辰の中学そふと時代もきになるわぁ…

猿野は幼稚園に入る前に両親がリコンして黄泉と離れ離れになったんだよね。
お兄ちゃんが好きで、家族が好きで、そんなお兄ちゃんや家族を取り上げられた原因となった野球を憎んでいたのかな。
沢松と出会ったのは幼稚園か。そこで性格が形成されたのかなぁ
それともそれ以前?あの破天荒な性格はどこ由来?
天国が落ちこぼれ、黄泉が才能あると看破したのはなぜだろう。まだせいぜい3歳とかでしょ…>天国 黄泉だって5歳だろうに。
ただ、自分の現役時代の輝かしい活躍をしていた頃に生まれた子だから?>黄泉 天国は引退してから生まれたとか? うーん

そもそもなぜ黄泉九泉が天国を「野球嫌いのダメな弟」あつかいするのかいまいち理解していない私。

22巻の、猿野が御柳にいうセリフはこの漫画的にかなり重要なんじゃないかなーみなそれぞれドラマを背負っている
しかしそれを振り返るのは彼らの仕事ではない
前に進むのがかれらキャラクターのしごとなのだきっと

振り返るのはたぶん私ふくめおねえさまがたがたくさんやっておられますよ