某エロゲレビューから考えた恋愛観の話。

で、「KANON」みたいなカウンセリングゲーが流行っているということを踏まえて、PEROさんがhttp://web.archive.org/web/20000622013946/www.tk1.speed.co.jp/tamiki/column/columnframe.htmのコラムで。


PR じゃあオレがズレてんのか?オレの人生で相談相手が恋人になったことは一度もない。恋愛ってのは第一印象で八割方決まっているというのがオレの持論。恋人になるはずの二人は友達の頃から既に恋人同士のメンタリティやで。「同級生2」とかそこらへんのセンスバッチリやったけどなあ。カウンセリングで恋愛できるか!結局ぱっと見たときに全て決まるんや。
圭 PEROさん、女の子を顔で決めてるんですか?
PR 悪いか?オレは常に顔で決めるで。
圭 ひどい〜!
PR 何で?
圭 だって、外見だけじゃあいい人か悪い人か全然わからないじゃないですか。
PR 何を通り一遍の事を。じゃあ君、坂田利夫と結婚せえ。
圭 ええ?そんなこと絶対できません。
PR 見ろ。何で即答できる?やっぱり見かけで決めてるやんか。アホの坂田もホンマはいい人かも知れんやろが。
圭 極論すぎますよ〜。
PR ふるい分けは性格以外のところである程度されてるんや。結局・・・。性格がどれだけ良くても相談相手は恋人にはなれないし、最低な性格でも好みのタイプはいつまでも気になる存在なのさ。男も女も同じやで。哀れなシラノ・ド・ベルジュラックには永遠に順番は回ってこないよ。あるとすればそれは「妥協」の産物や。あだち充は偉大だよ、全く。
圭 変に実感こもってますね〜。 それこそPEROさんに何かトラウマでもあるんですか?
PR とにかく!恋愛は傷を舐めあうことの延長戦上にあるもんやない。もっと運命的なものや。バシッと来るんや。
圭 そうなのかな〜。何でもない人のことが、触れあってるうちに段々好きになるってこともあるかも知れないですよ。女の娘ってそういうタイプの人、多いですから。きっと、うん。そうですよ。


ということを書いてたんですけど。
「相談相手は恋人になれない」に妙に納得してしまった。
なんちゅーか、女は憧れを恋と勘違いしやすい気がする。いや、私のことなんですがね笑。まぁ、このコラムからはいろいろ(現実的な人間関係の話で)思うことが多かったので、きちんとした文章にしたいなとおもってるんですが、PEROさんのすごいところはエロゲコラムのはずなのに、現実の恋愛観まで、ちゃんと思考が飛んでいるトコですにゃー。私の恋愛観を整理するきっかけになりましたよ、このコラム。特に、もとかちゃんとクミちゃんとのやりとりの対比で、モテる女とモテない女の違いを見せる手法は秀逸でした。そして、やっぱり女の人に夢を持ってないとダメだ!と痛感したわけですよ。でも、実際の女の人は非常に非情だったりしますからね…。女子だけのぶっちゃけ飲み会とか恐怖だぞー笑。