懺・さよなら絶望先生第8話感想とか。やっぱり絶望先生アニメは1パートくらい実験があったほうがしっくりくる。

今回は原作のチョイスもかなり尖ってたけど、なによりもCパートの劇団イヌカレー×「最後の、そして始まりのエノデン」のハマリっぷりが最高だった!!こういう「演劇」漫画になること、良くありますよねー絶望先生。シャフトの面々が原作をすごく愛してるのが伝わってきました。とにかく今週良かった!さっきから何回もループで見てるわ。


前巻までのあらすじ
第九集のカバー折り返し。「バネ男」ネタって、どう考えても、同時期モーニングで連載されていた藤田和日郎先生の「黒博物館スプリンガルド」の影響ですよねー。スプリンガルドも単行本の装丁がレトロ風味で凝っていて、久米田先生好きそう。


A『ああサプライズだよ、と私はうつろに呟くのであった』後半
前回につづき、「何もないほうが逆にサプライズ」な回。

今回はAで続きやるのか。
木野くんと愛ちゃんの絡みは、レアだからかいつも気合が入ってる気がする。
とくに今回は、木野くんがジャージを脱ごうとするときの愛ちゃんのリアクションが秀逸。
そして藤吉さんがwktkしてる様子が非常にかわいらしい。これはアニメならではですね。

サブタイトルは先週と一緒で

(編)集当日ニコンテガ無クテ驚ク
(ア)フレコニ絵ガ無クテ驚ク
(ダ)ビングガ一週間飛ンデ驚ク
(納)品前日ニ 未作打チカットガアッテ驚ク
(ア)ニメ放送当日ニ映像ガ完成シテイテ驚ク
(放)送開始時刻ニ普通ニ放送サレテイテ驚ク

…やっぱりスケジュールギリギリなんですね(泣)
ひだまりスケッチも三期きまったそうだし、絶望先生OADもあるし、シャフト大忙しだなー。
ファンとしては、作品たくさん見れてうれしいのだけど。

あとSZBHファンとしては、黒板の「シャフトのラジヲは俺に任せろ 構成T」に注目せざるを得ない笑。


B『告白縮緬組』
自主(自首)トレ回。
原作の時点で、ネタがやばかったのに、アニメで追加された黒板ネタがさらに…。

「できなかったら ごめんなさいで いいじゃない フジイ」
とか
「友愛」「西松」「故人献金
とか…。民主党ネタ増量中。

犯した罪をイメージする糸色先生は、久米田先生の実体験に違いない笑。
犬飼ってるらしいし!

可符香の第一自首体操はじめー!になぜか爆笑してしまった。野中藍の力ですね!


C『最後の、そして始まりのエノデン』


一気に俗の雰囲気に戻ったかんじ。ちゃんと「演劇」っぽい原作に劇団イヌカレーをぶつけてくるあたり、シャフトわかってるな!という感じ。EDテロップみれば分かるんですけど、今回Cパートは劇団イヌカレーによる「公演」になってます。

久米田先生と担当編集の三浦さん、そして編集長の会話シーンでは、生前葬の写真(落書きされてる)と戒名と打倒ネギま!の文字が…。
サンデーのパロディぽい雑誌、サタデーには「勝手な改良」「南国アイスクライマー」 の文字。原作者の過去作がしつこくネタにされるアニメって絶望先生くらいでしょうな笑。


ED
おお、可符香の「子供みたいに〜」の部分が変わっている!!
背景が雪のプラットホームになってます。ますます不気味さアップ。
>駅名は「P.N 風浦可符香」、行き先は次の駅が「隣の」、前の駅については塗り潰されている。(久米田wikiより)

SZBH97回によると、8話から神谷さんが歌う『暗闇心中相思相愛』に変わるて話でしたが、違いました。これはCパートのイヌカレー演出に伴ってEDを変えたから?それとも単に新ED映像が間に合わなかったから?


絵描き歌

木野くんと愛ちゃん。
寺嶋さん、忠実に描きすぎ笑。
あむちゃんの絵は良く描いてますなhttp://blog.livedoor.jp/terashimatakuma/archives/814932.html


エンドカード

浅田弘幸先生。美しすぎる!言葉は中原中也の「サーカス」のパロディですね。
筋肉少女帯再結成後の最初のアルバム「新人」のジャケットは浅田先生のお仕事。
中原中也刺詩集の表紙絵も手がけておられました。
筋肉少女帯の「スラッシュ禅問答」でも「サーカス」がパロディで入ってたり…
いろいろと縁が深いのです。

後で画像追加〜