私はいかにしてAXSに堕ちたか【インターネットと18年後の新accessist】

ついに来ましたよ、それこそ神のみ級に私の生活を変えそうなものが!!!笑

というわけで。
学期末のくそ忙しい時期だったにもかかわらず、二か月弱の間にすっかりAXSにどっぷり浸かってしまったもういのししです。

もう一度いいます。
accessです。
浅倉大介貴水博之のアクセスです!!!


だってさあ!!!
アーティストのヒストリーに見事な物語が詰め込まれていて(デビューから2年の華々しい活動、7年の沈黙、その後の復活という事実だけで萌える)、その物語に裏付けされた素晴らしい楽曲があって、しかも40半ばなのにとてつもなくかわいくてかっこよくて新しいこと大好きなふたりがいて、ハマらないわけないでしょーが!!!


みんな!こんな大人になりそこないだめあらさーになっちゃだめだよ!!!


この夏のツアーも、某試験と被った初日松戸と、友人と旅行にいく予定と被った中野2days以外、全部行きますからね!!(白目) 一般で、しかも後からチケット取ったから2階席3階席のはしっこばっかりだけど!!チケット代と交通費と宿泊費とCD代と関連書籍代でボーナスから足でてるけど!!!おかげで買う予定だったオーディオ機器あきらめたさ!!いいの!!ライブは行けるときに行けるだけ行くに限るの!!

ライブ行くのは好きだけど、今まで行ってきたライブってせいぜいキャパ200くらいの小さ目のライブハウスばっかりで…ホールツアー何か所も行くとか初でドキドキしております。

しばらくaccess!!大ちゃん!!ひろ!!!等々うるさいと思いますが(主についったーやここで)、見てみないふりをしてやってください…あっでも…でも…もし興味をもってくれたら…AXSの曲を…きいてくれるとうれしいなあ…。曲の魅力も紹介するから!!

AXSを良く知らない人に向けても記事を書こうと思っているのだけど(某有名元はてなだいあらーの方が大ちゃんの紹介記事を書いていて、それがとても面白かったんだよ…!!!)
まずは書きたいことだけぐわーっと吐き出しておこうと思います。

今は断片的な文章の羅列かつ完全にAXSについての基本的な知識ないと意味不明の文章ですが(勢いに任せてキーボード叩いているので支離滅裂w)夏休み中にもっと読みやすい記事にして…できればアクセス数多い本館ブログの方に…載せたいなあなんて…


AXSにハマるまでの経緯】
6月3日くらい?(うろ覚え) 
寝る前にぼんやり眺めていたTLに、ニコ百の「ガチホモ三部作」の記事が流れてきたので、ニヤニヤしながらクリック。
→なにこのアーにとってもファンにとっても後々黒歴史になりそうな楽曲群はwwwwあっでも、このあさくらだいすけって名前は聞いたことあるな…TMRとかの人よね…もっちゃりしたオードリー若林系のしゃべり方する人…
→リンクされていた動画を見る。※AXSが公式で出した漫画と小説ですよコレは…

ちょっとwwwwwどこの同人誌wwあれっでもこの曲めちゃくちゃ好みじゃない???しかも文章も割と…好き…動画編集うまい…あと二人とも美形すぎるだろまじで!!イラストより写真のほうが美化されてるレベルってどういうこと
〜5分後〜
→てうか曲超好きだわ!!!!何この耽美なメロディー!硬質なのに人間味がある音さいこーだわ!!

6月8日 

→某AXS振り返り動画を見る。……!?!?!?!?!?!?!


(「歴史」と「物語」に弱い自分、訳も分からず泣きそうになる)

ニコ生でライブの生中継があったことを知る。興奮しながらTSで見る。
(入っててよかったプレミアム)
COSMIC RANAWEYで(いろんな意味で)完全に落ちましたありがとうございます。*1

↓そして二週間後…

今の時代って、インターネットのおかげで興味を持ったものにハマりやすくなったと思うし、
テレビへの露出が少ないアーのインターネットでの試みってすごく大事だと思うし、
何よりファンが作る「歴史」や「好き」をまとめた作品っていうのは、新しいファンを呼び込む起爆剤になるし、現在進行形のファンの心のよりどころになるんだなあって思った次第。


【全部徹貫さんのせいだからね!(責任転嫁)】
AXSファンの方はご存じだと思いますが、access odyssey1,2,3という、デビュー前〜沈黙〜HIRO卒業宣言までのアクセスについて書いた本があります。


著者はTMNの本も手掛けた藤井徹貫さん。

これがまた不思議な本で。アーティスト密着ルポの一種…?にしては、描写が叙情的できわめて小説的。なので、AXS大好き!な藤井徹貫さんのAXS観をつめこんだ一種の二次創作(スタッフおよび二人への取材に基づいてはいるだろうけれど)と私は捕らえています。…だから人はきっと嫌いな人は嫌いなんだともう。私はこの本大好きですが!笑 さらに言えば、徹貫さん個人の思いだけじゃなくて、AXSをこう見せたい!っていう「大人の事情」も絡んでいるんだろうなあと思うのだけど。そのodyssey三部作の最後のあとがきで、徹貫さんはこう書かれていました。

今後は浅倉大介からaccessを知り、貴水博之を通してaccessを聞く人たちも現れるだろう。その人たちはaccessと同じ時間をリアルタイムで生きた人たちとは違うaccess観を抱くのだろう。その新accessistたちもこの三部作を読んでくれるのだろうか(だとすれば……未来の方々へ聞きたい。私の浅倉大介観と貴水博之観は当たっているでしょうか。

Access odyssey3 p279あとがきより引用

だから、“大人の事情”を邪推するのは置いといて。
徹貫さんの書いたAXSを素直に受け取って、徹貫さんがいう新accessist(笑)の私が思ったことをだらだらと書いていこうと思います。そして、私のAXS観も笑。

【「卒業」18年後の未来から】
この本の中で、徹貫さんが描いた大ちゃんとヒロは、

「いつかまたやるかもしれませんって言い方もしないほうがいい」
「みんなの中のaccessだけは絶対守らなくちゃいけない」
(同p268より引用)

と言っていました。「AXS」というパッケージにされて提示される自分たち(≒“みんなの中のaccess”)に自覚的で、それを楽しんでいた二人。だけど「沈黙」中に、パッケージされた「AXS」とは違うことをやりたくなった二人。だからこそ責任をもって「AXS」に幕を引くことを選択した二人。非常におおざっぱですが、そういうふうに、私は受け取りました。AXSは猶予期間の「沈黙」を経て、ヒロの「卒業」によって終わり、それぞれの新しい時代に向けて動き出した。二人の話し合いにより「卒業」が決まったのは1995年6月26日。

その日から約18年後の未来に、私は浅倉大介でもなく、貴水博之でもなく、インターネットを通してAXSに、そしてAXSファンの思いにアクセスしてファンになり、徹貫さんの三部作も読破して、AXSのライブに足を運ぼうとしている。すごく不思議な気分です。当時はまさか7年後にAXSが復活して、しかも20周年まで(CCCD問題などの小休止を挟みつつも)走り続けるなんて…誰も思っていなかっただろうなあ。

オデッセイ3で、ヒロは「AXSは自分にとって学校みたいなものだった」って言っている。
表現の場である以前に、吸収するもの、学ぶものが多かった。
何歩も先へ行っている大ちゃんに、必死についていっていた。
ヒロは、いくつものやりたいことを、並行してやることはできなくて。
でも大ちゃんは、いくつものやりたいことを、寝る時間や休む時間も惜しんででも形にしたい人で。
沈黙を経て、今の自分じゃついて行けないスピードで大ちゃんが動き出して。
だから、「卒業」するんだって。

大ちゃんが、才能と容姿に裏付けされた自分の魅力を客観的に把握して可愛い王子様を音楽で演ってみせて女の子をキャーキャー言わせているときに*2ヒロは、自称「腕立て伏せ」*3という…あの卑猥な動きをライブで公開し!!!
(どこかで動画見たんですけどみつからない…)
生身の自分をさらけだして!!とにかくライブでの音もとにかく「ラフ」にこだわって!!王子様を卒業しようとしていた*4という!!なんなのAXSって…!!そこまで正反対な手法とらなくてもいいじゃない!!



どこの世界にアイドル顔負けの可愛い曲作って自分で歌う28歳男性(当時)がいるんだよ自信たっぷりの天使のかわいすぎる大ちゃんだよ知ってるよ!!!!!!!
…はあはあはあ…計算づくだとっわかっていてもっついっ叫ばずにはいられない大ちゃんほんと恐ろしい…



話を戻します。

AXSは自分にとって「学校」だった。そして「卒業」します、と。
そう言ってたヒロが!!!
access貴水博之も、役者として舞台に立つ貴水博之も、どちらも貴水博之だと!!
それだけじゃなくて、20周年記念の時には、ついに「夫婦」宣言だよ!?!?!?
学校(access)卒業して、一生懸命自分を見つけるために働いて(ソロ)、ついに結婚して(再結成)、夫婦(20周年)になったとか、まじ、別に腐な意味ではなく、その歴史と物語に感動してしまうわけです!!!

ソロでのアリーナツアーのインタビューで。
「未来」について

遠い未来の自分がどうしているかは今はわからない。
でも、自分のひとつの目標としては、野外の大きなところでライヴをやりたいとは思っています。
ウッドストック的な感じのライヴができたら最高ですけど。
TAKAMI HIROYUKI1996 ARENA TOUR ARTIST BOOK GET THE SUN ADVENTURE HIROインタビューより引用

っていってた26歳のヒロが!!

44歳になってもバリバリに王子でAXSのボーカルで「あ・な・た・の貴水博之です!」で、おまけに役者としてホスト役もやっちゃうなんて!!誰が予想できただろうか!!


初見の時は大ちゃん大ちゃん!!!ふおおおおっかっこいいかわいいいい!!て言っててヒロはさほど眼中になかった私が、AXSにハマるにつれヒロに傾倒しているのは完全に井上さんの、ヒロのことを、ヒロの人生を書いたとしか思えない歌詞と、それを誇張したwシーメデおよびプロニクス、迷える青年貴水博之を書く徹貫さんのオデッセイのせいです本当にありがとうございます…。

オデッセイ3と、プロトニクス1(②は発見できずまだ未読…)はほんとに、いろんなこと考えさせられたので、あとで感想記事を別にあげたいです。

*1:少年少女のはかなさと未来への希望と不安と宇宙ぽさふおおお!!そしてHDですねわかります

*2:しかもこの楽曲、HIROがコーラスで参加しているという…。

*3:アリーナツアーにて、「やさしい罠」でやっていたパフォーマンス。ヒロはインタビューでHという意識はない、っていってたけど、ライブレポートには健康的なエロティシズムと書かれていたけど、断片的なライブ映像だけみた私は、えろいんだけど、とても刹那的で…悲壮感すら感じました。AXSの、復活後の王子でわんこなヒロばかりみてきたからだろうけど。

*4:「一人になって音楽性もかわってきてて、ビジュアルなんかも全然変わっちゃたわけじゃないですか。昔は白馬の王子様的な要素を求められていたから(笑)。最近はそういうのは全然なくなりましたけど、最初のうちはその激変ぶりに驚いたようだけど。でも、それをずっとやり続けていけば絶対にわかってくれるっていう自信は自分にはありましたから。以上アリーナツアー写真集のインタビューより引用。