「貴水博之のどこが好きですか?思いっきり語って欲しいです!」って言われたので

いいんですか???ひくぐらい語ってもいいんですか!?!?!?!


私のフォロワーさんの大多数を占めている老若男女の神のみクラスタおよびサンデー系漫画クラスタさんへ。
私が6月以降漫画感想に手がつかなくなっているのは貴水博之さん及び彼が所属する音楽ユニットaccessにすごい勢いでハマったせいです。本当にすみません…。

最初にAXSを知ったとき、もちろん二人の関係性とドラマチックなユニットの歴史に大興奮したのもあったんですがw、興味の中心は浅倉大介さん及び浅倉さんの作り出す音にありました。


純真と好奇心と冷静を兼ね備えた天使(浅倉さん)に選ばれた歌がうまい男前、それが貴水さんの認識でした。


なのに!!!!なのにですよ!!!


徹夜でライブ映像を見まくる→徹夜で過去の関連書籍を読みまくる→ローソンのロッピーの前にて「…私、この人のFC入る(うつろな目)」→はぁああああ!!!たかみさんかわいいかっこいいい!!!な痛すぎる乙女回路が繋がってしまいました。どうしてこうなった!!!!


8月にいったAXSのライブ(SUMMER DIVE大阪)では完全に貴水さんに双眼鏡ロックオンで失神しそうな勢いできゃーきゃー言っていたので、6月から8月までの2か月の間ですっかり貴水さんに堕ちたのだと思います。


…なんだっけ。
そうそう、貴水さんの魅力ですよ!!!あくまでもういのしし個人的に萌えまくる貴水さんの魅力ですよ!!妄想爆発してますよ!!!私の支離滅裂さと貧困なボキャブラリーでは到底表現しきれないのは大前提で、勢いとフィーリングのみでお送りします!!


①「あなたの貴水博之です!」なホスト、もとい王子様マインド
ここはやっぱり外せないんですよねぇえええ。ホストっぽい「あなたの貴水博之です!」の自己紹介が定番になったのは最近の話ですが。ここまでテレなく!恥ずかしい歌詞を書いて歌い!あまつさえ思いを込めて歌いパフォーマンスができる人がいるだろうかいやいない!!(反語

スマイルジェネレーションに代表されるようにセカンドツアーでの貴水さんから顕著に表れ始めた(という私の個人的認識)「あなたのすべてを受け止めるよ」「きみに会いたかったよ」「あなたをずっと見ていたよ」という王子様マインド。http://www.youtube.com/watch?v=wmoFk7KDl8Q

ソロを経て大人っぽいイメージでパフォーマンスを作りつつも投げキッスと気障なパフォーマンスは変わらずな貴水さん!!!http://www.youtube.com/watch?v=V-g2dqJI5To

公式的にはなかったことになっている笑、貴水さんのほんとのソロデビューアルバムのキャッチコピーが「女はいつだって美しい。なのに男は音楽を離さない。」だったようにwww、また精神論や人生論を経て「ride on love」で思いっきり気障なラブソングに戻ってきたように、全力で「あなたの貴水博之」でいようとするのは、アーティスト貴水博之としての原点なのだと思います。


②天然マイペースで素直
…そんな王子様な貴水さんなんですがね。しゃべらせるとものすっごく、マイペースで天然ですよね笑。大抵の場合、その天然マイペースは面白さにつながっているのですけど(「ご指名ありがとうございます」および「ご指名ありがとうございますR」を参照されたし)。

問題はテレビ出演ですよ!!いつの時代の音楽番組でも、司会の人にぼーっとしてるね、とか、天然入ってるね、とか言われているというwww
一期の頃のTV出演では、ホントに浅倉さんにおまかせって感じで心ここにあらずな表情をしていることも多くて「この人大丈夫なのかな…」と思ったりもしましたが笑、最近のトーク見ていると天然マイペースをいじられつつもめちゃくちゃ面白いじゃないですか!??!?!?
http://www.youtube.com/watch?v=0BtQCJTgNaw (←しゃざらー発売時のミュージックボンバー)


一期の頃だって、浅倉さんと二人のラジオはこんな感じだったから(accessにアクセスで検索してみてください)、きっと「自分のファン」がいて「自分の仲間」がいて「大ちゃん」がいる環境だったらのびのびと面白さが発揮されるのかなーーーーという妄想。自分を知らない人がいっぱいいるTV番組は苦手で実力が発揮されない、とか。とにかく苦手なのがモロに反映されちゃう素直さが非常にかわいいと思います笑。


この素直さは、どんなことでも求められていることを正面から受け止めて、全力でやろうとするところにも表れていると思います。ふつうはさ…三部作のあの路線…そしてスキャブル演出…あんなに全力でやらないよ!ちょっとそれは…って思ったら嫌って言っていいんやで!!って気持ちになります…。
そういう「痛々しい」素直さを乗り越えての今の素直さが素敵だと思うのです!!!!!


③「俺って何?」「社会って何?」「俺が世の中を変えることができるんじゃないか?」な人生論精神論をこじらせる迷える青年っぷり
王子様マインド+天然マイペース素直。もうね、これだけでも私がハマらないわけない!

でもでも、貴水さんの場合。自分の居場所だった「AXS」という音楽的アイデンティティを失うという大事件があったわけですよ。そのときに如実に迷いや試行錯誤が音楽やビジュアルやパフォーマンスに表れるのがね!!たまらないのです!!

「1/2から1へ―新たなるアイデンティティを求めて」

これは95年のパワークリップ№4(2nd「目を覚ませ」が出る直前)の貴水さん特集のサブタイトルなんですが。インタビュアーの方からは、「AXSのHIROは本当の自分じゃなかったの?」とか、「今のほうが居心地がいいの?」とか、結構意地悪な質問をされているんですけど。「AXSはふたりで作りあげた世界で、どちらかが欠けても成り立たない」「AXSは僕のすべてだった」と言い切っているんですよね。

ニコイチで成り立つ世界で表現してきて、かつそれが全てだった男が、「不安とか寂しさとか、人間だからいろいろ落ち込んだり」しながらアイデンティティを模索していく様に、(すごく生意気な言い方だけど)未熟さとか、人間らしさとかを感じて、社会の壁にぶつかりまくっている自分と重ねたりしたくなっちゃうんですよね。対比してしまうのが、自分がやりたい音楽が見えてる状態でそれをいかに表現するかにパワーを注いでいる大ちゃんだから余計にそう思ってしまうのかもしれません。

ついでに言ってしまうと、こういう貴水さんの葛藤すらも、AXS三部作に予言されていたように思えて…。

HIROの手を放してバイバイするダイスケとか。
「解放された俺の世界」に足を踏み入れ、「現実の中の純粋な感情」を見つけに行くHIROとか。
(以上、月刊カドカワAXS沈黙特集の小説より)

どれが創作された物語なのか、どれが現実なのか、境目がよくわからなくなるあたりも貴水さんの魅力だと思うのです。あの素直さだったら、沈黙にあたって創作された物語に影響をかなり受けたんじゃと思ったり…。

ソロ曲について、もっと語りたいところだけどまだアルバム一通り聞いたところだから書く自身がないです…。
なお、↑の「」内の貴水さんの言葉はすべてパワークリップ№4からの引用です。ナチュラルセクシーお写真も多めで不安も自信も前向きも詰まってるインタビュもたっぷりでおすすめ。



④「女性は永遠のテーマ」と素でいえる気障さ女たらし&ナルシストぷり
なのにねーー!!どれだけ精神論こじらせても、あくまで「女性は永遠のテーマ」(これ、ご指名でも見た気がするけどパワークリップ№4でも言ってる)ってのは捨てられないんですよね笑。

そんな自分が好きだし、打たれ弱いところがあることを自覚しつつも、自分が良いと思うことに自信を持っている。これは照れがない完璧な王子様マインドに繋がってるんだろうなと思います。(だからナルシストなのね!笑)

「GROW」を出した頃のインタビューで言ってたんだけど(ソースが見つからん)、「ラブソングを歌いたい」っていうのは歌手のキャリアを始めた頃からあるんだって。だから、AXSやめてソロを始めようってなったとき、まず初めにやりたかったことはラブソングを歌うことだと。

⑤↑なのに、ストレートにラブソングが歌えずこじらせた結果
なのに、ストレートにラブソング歌えなくて人生論精神論から入っちゃうこじらせっぷりがねー!そのこじらせを一通り巡って、事務所との衝突なんかも経験して、やっと「原点」といえる気障さ王子様マインドMAXのラブソング「ride on love」にたどり着き。(ここらへんのことは、ride on loveの頃のいんたびゅで自ら語っていたけどソースみつかればまた書きます)封印していたAXS時代の曲も復活させて(久々のソロ武道館コンサートでは1曲目がまさかのAXSの終わりを告げた曲ティアーズりべレーションで、ファンが号泣して、対して優しく手を差し伸べる王子貴水さん…!!)。ふっきれたように俳優活動も始めて(思えば俳優活動も貴水さんの芸能人としてのキャリアの原点だよね)AXS復活につながって。悩んで迷ってこじらせて、「原点」に戻ろう今なら素直にラブソング歌えるってふっきれた結果、たどり着いた場所がAXSっていうのがほんとに…ほんとに…たまりませんね…!!! 久々のソロコンサートの1曲目にティアーズもってくるのも、AXS復活のオリサバシングルに横アリのルックアヘッドを入れるのも、どちらも貴水さんのアイデアだそうで、そういう気障さも貴水さん特有のだなぁと思いつつ。


⑥とにかく顔が好みです
…何か?非の打ちどころがないでしょーが!!!特にデリプラ時期の貴水さんのビジュアルは純粋な少年ぽさとミステリアスな大人ぽさと触れたら壊れそうな繊細さのバランスが神がかっていて、94年当時私が中学生だったらもう勉強ほったらかしてAXSを追いかけていたことは間違いないと思われます、はい…。
とくにですね、目が好きですね…!!すいこまれそうな大きなおめめがですね!!!それをくしゃっと細めてわらうともう鼻血ものですよね…。


⑦末っ子甘え上手っぽいかわいらしさ
男性性、セクシーさを強調するグラビアやパフォーマンスが多い一方で、ですよ!!!
ちゃっかりかわいいんだから!!!歌詞間違いはもちろん、15周年にして曲あおりでかんじゃっても!!
このかわいさですよ!!!!http://www.nicovideo.jp/watch/sm16446618
相反するように思われる要素が、違和感なく「貴水博之」の中に同居してるんですよね。



⑧「DD」なわんこっぷり
「DD」…だれでもだいすき、ではなく、「大ちゃんだいすき」です。
これがなきゃ、AXS好きになってないし貴水さん好きになってないと思います(真顔

某ネイビーさんが言ってたのが気に入って(自分の中で)良く使っています笑!ライブ中かっこよく(腰を振りながら)歌ってるかと思えば、必ず大ちゃんによっていってワンコっぷりを発揮しますからね…。

ライブ以外でもこのありさまだぜ。http://www.nicovideo.jp/watch/sm18351263
一人出演ラジオで「大ちゃん大ちゃん」「俺がんばってるよ!」を連発するのかわいすぎるだろ…。特に読み始めたメールを「大ちゃんに失礼」という理由で読むの止めたとことか最高ですね!!!!(何 某所で「ヒロは御大の言いなりじゃなくて、末っ子スキルで上手に甘えて上手に頼って自分の意見も通った音楽を作ってる」というニュアンスのことをおっしゃってた方がいたのですが、まさにそのとおりだと思います。今年の赤坂サカスでの「いつも大ちゃんのことをお姫様扱いしてきた」はファン向けのリップサービスのつもりで言っていたんでしょうが、もやは事実でしかないのでは笑。 大ちゃん大好き!大ちゃんすごい!一緒にいて楽しい!な貴水さんが見れることが、私の一番の幸せです、はい……。



⑨つまり?
AXSのライブに行けば、貴水さんの魅力がぜーんぶわかるよってことです!!!
貴水さんといえば!!!AXSでのライブパフォーマンスですよ!!!

確かに歌、とてもうまいです。ハイトーンも非常に個性的です。一期の頃の透き通った濁りのないハイトーンも、再始動直後のロックっぽい歌唱と曲間の煽りも、今の大人っぽい太めの声と少年ぽい透明感を使い分けるプロい歌唱も、どれも大好きです。表現力もあると思います。サマーダイブの一連のバラードは鳥肌ものでした…!!
でもね、歌の上手さだけじゃないの!!

ステージ上での立ち振る舞い、表情の見せ方、すなわちライブパフォーマンスが!!!とにかく素敵なの!!!かっこいいの!!かわいいの!!!

そう思ってしまったら、あなたも私の仲間です。ようこそAXSに夢と物語を見る痛い新規ワールドへ!!!!